【5k戦略】都市かそうでないかで手段が変わるのでそれを分類してみる【GeoGuessr】

 都会に出るか田舎に出るかで、GeoGuessr世界マップ満点のための戦略はずいぶん変わります。そこで、「都会に出る」「小さな街・村に出る」「集落が見えない幹線道路に出る」「田舎の小さな道路に出る」で戦略を分けてみます。

 

<都会に出た>

①国 ②都市を決める ③大通りを確定させる/区域を確定させる ④道路名、店と角度を頼りに遡る

 ②さえクリアできれば気合いで何とかなることもある。ヒントは多いが、なんだかんだで②や③が難しい。

 都会に国道番号や道路番号は少ないことがあるので、あったらラッキー程度で考える。日本や韓国は例外的に多いが。

 まずは都市・都市圏を絞ることに集中。文字やドメインなどから国がわかったら、初心者〜中級者は地名を探す。ただし、意外とその都市に都市名は書いてない。なぜなら、普通、東京にいる人は自分が東京にいるとわかっているからである。

 中〜上級者の場合、その国の各都市が確定するメタを知っていることがあるため、わかるならそれが良い。例えばロンドンの赤いバスやメキシコシティのピンク色タクシーなどはその例の典型であろう。ウルグアイやセネガルのように大都市が少ない国で、かつ知識が足りないなら、首都決め打ちも悪くない。確実性と速度を上げるなら、たとえばドイツの各都市のストリートサインが分類されている[1] ように、あらかじめ主要都市の特徴を考えたり覚えたりしておくと面倒だが良い。

 都市が決まった後の戦略は都市によって違う。番号が規則的な一部の都市はその場で戦略を再発見することもできる。

・Edmonton, Alberta, Canada: 「82 AVE NW」 の数字と方角が規則的で、概ね都市のどこかわかるので区域の絞り込みの手間が少ない

・Budapest, Hungary: 区域番号(XV地区など)が至る所のストリートサインに書いてあり、地図にもそれが概ね書いてあるのでそれで絞り込み可能

・Vienna, Austria: 区域番号が至る所のストリートサインに書いてあるが、 地図にその数字は書かれていないので、素早く絞り込むにはその前に暗記しておくことが必要

・ London, UK: 区域名が発見しにくいが、かといて番号付けもされていないので結構厄介

 一般則としては、大通りに出てその名前を見つけるというのが汎用性が高い。その際は道路の角度が極めて有効である。大都市の規模に依存するが、中央分離帯があるような大きな道路・かつ角度が一致する箇所はその年に数箇所しかないことはよくある。その場合、近くの手頃な道路の名前を手がかりにしてよく探す。もちろん、東京や大阪のように大都市圏と言えるレベルの広さだとそれは通用しない。また、日本やカンボジアなどは必ずしも道路の名前が書いていない。その場合は当然、先に区域名を探して絞る方が有効である。
 最後の絞り込みは、道路名(〜〜通りなど)があれば名前を探すか、undoを繰り返し遡るだけ。道路名がない場合、店や交差点を頼りにundoで遡っていくことが多いが難しい。例えば、ウガンダはメタを使えば国当てが簡単なのに5kだと急に難しくなる理由の1つだったりする。

[1] すぐ見られるのはGeoGussr - Germany by adwSteve https://docs.google.com/document/d/1uIKgS-bxcTJ2kPNcuwVdw_1608QuHohbgbDLrti6Vjo/edit


<小さな街・村に出た>

①国を決める ②道路番号が使える国なら道路番号、使えない国なら住所を探す ③ 道路番号が使える国なら番号や交差点を確定、遡る ④ 道路番号が使えないなら住所を気合いで探す

 道路番号が使える国か使えない国かで難易度に大きな差が生まれる。道路番号が使える場合、集落の外に出て道路番号を探すのが手っ取り早いことが多い。例えば北欧、ニュージーランド、ペルーなど。ペルーなんかは店に住所が書いてあることがあるため、使う割合は半々ぐらいのイメージではあるが。道路番号さえ見つかれば、あとは集落の名前を探して道路を遡れば5kが確定することが多い。

 一方、道路番号が書かれない国は住所を探して特定するしかない。ブータンやマレーシアなどの集落は県レベル、かつ探せる範囲の住所が比較的見つけやすく、何とかなる印象。一方、フィリピンやインドネシアは県が多すぎる。特にインドネシアは地図に書かれない県名の方が多く、かつそれが必須であるため5k難易度が非常に高い。

 最後の絞り込みは同様に、目立つ店や交差点などのランドマークから遡っていく。しかし、アジアやアフリカの国は通りの名前がついておらず、見失うとリカバーできないことも多く、慎重な立ち回りを要求されるため時間がかかりやすい。一方でガーナ、セネガル、キルギスなどは小さな集落において太い道路しかカバレッジがないため、道路の角度だけで決め打ちすればだいたい当たるという飛び道具が存在することもある。この辺りは国別に感覚を養うことが可能。


<集落も見えないような幹線道路に出た>

① 国当て ② 道路番号が使える国ならそれを探す ③ 道路番号が頼りにならない国なら最寄りの地名を探す ④ 道路の角度から絞り込んで当てる

 これが一番簡単になる国が結構多い。

 例えば、チェコ、スロバキア、ルーマニア、南アフリカなどは道路番号が交差して1-2点に決まるところが多い。道路の本数が少なければそこから遡るのも容易い。また、トルコや北欧は、道路番号を見つけて角度を絞れば候補地点がかなり少なくなる。カンボジアやセネガルは一般に5kが難しいが、道路脇のボラードで道路番号が見つかるポイントなため、田舎の幹線道路に限っては難易度が下がる。

 ③の攻略をすることがある例がグアテマラ、ガーナ、キルギスである。これらの国は道路番号が使えない場合があるため、そこそこの集落から地名を見つけ、幹線道路の角度と地名を使って当てる戦略が有効に働く。というかカバレッジ少ないから全ての道路覚えちゃお〜というような超上級者でない限り、多かれ少なかれこれをやることになる。


<田舎の小さな道に出た>

 道路番号が出るような幹線道路に出て、大通り・幹線道路の戦略に従い交差点を特定し、さかのぼるのが基本、かつほぼ唯一の戦略だと思われる。道路の角度や交差点の微妙な特徴などで飛び道具的に運用すると短縮になるかもしれないが、危険。

 もちろん住所が拾えれば使えるが。

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