GeoGuessr 攻略情報: 初心者の頃に書いた超初心者向けガイド
GeoGuessr(ジオゲッサー)は、Google Street View上のランダムな場所にスポーンするため、そのスタート地点の場所を当てるゲームです。
スポーンした道端でヒントをかき集め、その国や地域を当てるというものです。日本限定、英国限定など国ごとの限定モード(日本マップなどと呼びます)もあり、さらに日本の県限定マップも色々あります。
アカウントを作れば遊べます。無料だと5分セッション/15分経つまで待機 という単位でしか遊べませんが、15分かけてじっくり場所あてすれば待ち時間がないので実質無料です!(2022/4月現在)
「特定班育成ゲーム」と言われており、世界記録レベルだと2分で5カ所とかとんでもない速さで特定していきますが、カジュアルに観光の感覚で遊ぶのもおススメでございます。
そこで、カジュアルに遊び、知識が少ない状態でも多少当てられてより楽しめるように、いくつか簡単なコツを紹介いたします。私も執筆当時A Diverse Worldで満点を取ったことはかったので初心者の範疇かもしれませんが、このゲームが楽しくて布教したいのであえて書きます。
なお、Googleで検索する遊び方は、少なくとも競技・レート戦の場面では禁止されています。検索すると正直面白さが8割減るというのもあり、地名などを検索せずに遊ぶことをお勧めします。あとガチ勢は場所にもよりますが素人が検索するより早く特定します。
<遊び方の意識>
ジオゲッサーは、スタート地点の場所を当てるゲームです。当然近ければ近いほどポイントが高くなります。
ポーランド、ワルシャワから北西へ行った場所の一点を当てられた例。ワルシャワの方向が書いてあったのと、川、道路番号、交差点がラウンドアバウトであること、方角で特定することができた
ただし、競技でもない限り必ずしもピンポイントで特定する必要はありません。ざっくり当てて楽しむとか、何なら異国情緒を楽しんだ後適当に押して次に行くのもまた楽しみ方です。なんなら世界マップやそれに準ずるマップのACW, ADWで満点とれれば初心者卒業なぐらいです。
(雑に当てることを繰り返すとプロフィールの平均スコアは低くなりますが、些細な問題だと思います)
そして、ガチ勢になるために必要な知識は膨大です。厖大です。それが身につくのを待っていたら、いつまで経ってもゲームが始められません。腕前向上したければ、予習はほどほどというかほとんどしなくても良くて、突撃して間違え、間違えた原因を分析した方がモチベーションが続くと私は考えます。知識が身につくまでは景色とか異国情緒を楽しめばいいのです。大丈夫、間違えても誰も怒りません。首都や国旗を知らないことでなんか言ってくるやつはこのゲームを人と楽しむのに向いていません。無視しましょう。
ピンポイント特定は、雑に分けて3種類の作業になります。
(1) 言語などから国を当てる
(2) 県・市を当てる
(3) 道路の形、お店、建物の個数などから道路のどこかを当てる
もちろん、ある程度習熟すれば(1), (2)がほぼ同時にできてしまうこともあります。
(1)、(2)、(3)では、若干作業内容が違います。(1)ももちろん地図を読みますが、(2), (3)は地図の細かい文字や細かい道路の形とにらめっこする作業が増えます。(2), (3)は目にも非常に負担がかかるし、見つかるかもわからない市町村の名前をちまちま探すという若干苦難とも言える作業になるので、カジュアルにやるなら(1)だけというのも全然ありです。
(1)だけを行うモードとしてカントリーストリーク(Country Streaks)があります。連続で何問当てられるかを競います。よくカジュアルモードとして紹介されますが、個人的には欧州の区別、アフリカの区別、アメリカ or カナダの二択、南アメリカが難しくてカジュアルにやっては連鎖が続かないなあという印象です。とはいえ、連鎖はどうでもいいから国だけ当ててみたいという方にはおすすめです。
ただ、ここではカントリーストリークではなく距離を競うマップのコツ、特に知識があまりない場合のコツを紹介いたします。知識がなくても距離をつめられる楽しさ、たまにビギナーズラックラックでもなんでも、市区町村情報を見つけてピンポイントで当てられたりする楽しさがあるため、距離によるモードもぜひ布教したいです。(もちろん、カントリーストリークも楽しいですよ!)
<マップの選択>
はじめたての方向けのマップは、もちろん日本人ならば日本マップはひとつおすすめです。ただ、世界中が出題範囲なところ、それにより世界の国々や異国情緒あふれる景色を楽しめるところにもGeoguessrの楽しい要素があると、個人的に思います。そこで、ただのWorldやA Diverse Worldではなく、むしろCapitals of the WorldやA Pinpointable Worldなど、有志が作った何種類かのマップをおすすめします。
Worldマップはストリートビューでカバーされている範囲の、基本全体が出ます。荒野のど真ん中、移動できない部分や、極端に画質の悪いものが出てくることもあります。それでワイワイできる環境ならよいのですが、一人でやっているとやる気をなくすかもしれません。
そこでFamous Place(有名な場所)マップという手もありますが、これにも欠点があります。性質上観光には良いですが、場所当てというと覚えゲーの印象があります。 しかも観光地のストリートビューは、例えば教会の中でスタートになり外に出れないことがあるため、ヒントをかき集めるのが難しいのです。つまりロジックではなく単純な知識勝負であり、GeoGuessrの大きな内容であると私が思っている「ヒントを集めてロジックで解く」という要素が少なくなります。もちろん、有名な場所を知っているということは楽しいので、これはこれで素敵なマップです。
Worldマップの問題をある程度解決したのがA Diverse World (ADW) やA Community World (ACW) です。競技なんかではコレを使うことが多いですし、ガチ勢なら数メートル以内の特定まで数分ということもザラです。しかし、時間がかかるときはガチ勢でも1ヶ所15分かかりますし、そのような初心者には極めてハードルの高い土地が連続することもあります。
そこでおすすめしたいのがA Pinpointable Worldなど、有志が作成した簡単めのマップです。世界中が出題範囲ながら、慣れてる人なら簡単に数メートル以内で特定できる「ヒントの多い」マップになります。言語情報が多かったり、特徴的な看板があったり。そのため、初心者でもじっくり探して特定しやすいのです。
Cities in Bold (現在最もおすすめ。マップ上で太字で表示されるような主要都市に出る。ガチ勢が手で選んでいるのでバグった場所はまず出ない。)
Capitals of the World (首都が出るので情報が多くなり、国当ての後の都市・集落の推定がかなり楽になる。候補地点は手で選んでるわけではないので理不尽な出題はある。ピンポイント不可もある) << ピンポイントにこだわらないならおすすめ
A Pinpointable World (田舎も出るが、比較的簡単なピンポイント特定可能マップ) << そこそこ難しいですが簡単めです。ほどほどに田舎も出るので景色の変化も楽しめる
より詳しい説明はこちらの記事もご覧ください。
これらのマップについて、飽きないように1箇所あたり5〜20分ぐらいの制限をかけてやることをお勧めします。動き回ればヒントは集まる可能性がありますが、経験上15分動き回ってもわからない場合はスタート地点からも離れすぎてしまい、望み薄です。さっさと次に行き、意欲があれば後で復習するぐらいが良いと思います!
で、やってみてもどうやってヒントをかき集めるねん!となると思います。そこで、知識がそんなになくても注目できるポイントは以下の通りになります。
<注目すべきポイント紹介>
知識なしのときの三種の神器: 言語、気候、道路番号 だと思います。
言語については、文字の雰囲気で、韓国語なのかアジアのそのほかの文字(デーヴァナーガリー=インドの文字とか、タイ文字とか)なのか中国語なのか、アルファベットなら英語かそれ以外かぐらいは大抵の方はわかると思います。それだけでもずいぶん助かります。文字見ただけでスペイン語かポルトガル語かフランス語かがわかる?それがわかるあなたはこの記事読まなくてもなんとかなると思います。もうちょっと初心者、地理や言語知らないなあという方を想定しております。
そして、言語を知らなくても推測するためのヒントがマップそのものにあります。特徴的な文字です。アルファベットだとウムラウト付きのä, ö, üとか、タイ文字だったらกขฃคฅみたいな形ですね。で、その特徴的な文字と言語の対応を覚えてなければいけないのかというと必ずしもそうではなく、マップに書かれた地名から多少は推測できます。例えば以下に、ノルウェー西部のある町の看板を出します。
この看板で特徴的なのはÅです。Aの上にマル(リング符号)がついてますね。そこで地図を眺めると、地名にÅやåを含むものはデンマーク、スウェーデン,ノルウェー、フィンランドばかりだということがわかります。そこでこの4カ国に(だいたい)絞れるわけですね。
参考リンク: ダイアクリティカルマーク アルファベットについている装飾のことです。
アルファベット以外の例もひとつ。タイ文字とヒンドゥー文字の形なんて知らないという方でも、地図にその文字が書かれているのを見比べることで、雰囲気をその場でつかむことが可能です。以下に、看板はタイ文字、地図はデーヴァナーガリーということで一致しない例を示します。
なんとなく、大きい地名についている、地図の方のデーヴァナーガリーは横棒が貫いていて、左のタイ文字は丸まったパーツが多いですよね。最初はこういう情報・見比べを使って遊ぶとよいと思います。そのうち覚えてきます。
歴史上の都合で地名・人名にしか使われない文字というのも多々ありますし、地図上にないこともあるので、過信は禁物なことを記しておきます。フィンランドにおけるÅはほぼ人名・地名だけとか、スリランカはシンハラ文字 සිංහල හෝඩිを使っているが地図上ではアルファベットしかないとかですね。A Linguistic Worldをやると効率よく色々知れます。
それでも、予備知識がなくてもある程度場所を絞れる方法の1つになります。
神器2つ目: 気候ですね。地理そんな知らないという方でも、熱帯・温帯・寒帯・乾燥帯ぐらいは植物の雰囲気でわかるかなと思います。バナナの葉っぱっぽかったら熱帯、日本っぽかったら温帯、針葉樹があったら寒め、乾いてたら乾燥帯!そのくらいの知識でプレイしても誰も怒りません!そして当てる際、ピンを刺すマップは緑の濃さで植物の量が多少なりとも表現されているため、それでなんとなくわかります。植生でわかるあなたはここ読まなくていいです。
なんとなくいろいろな緑の濃さがあるのでガーナやベナン、ナイジェリア付近をスクショしてみました。植物の量にある程度は対応しております。2022年4月現在ガーナとナイジェリアしかほとんどストリートビューがなく、Diverse Worldには基本それらしか出ませんが、まあ例なのでおいておきます。 そういうこと知らなくてもGeoGuessrは遊べます。
また、山もなんとなく表示されることがあります。山の上かどうか、山が近くに見えるかどうか、山の方角の情報も整理しておくと当てやすいです。
アルプス山脈周辺。地形が陰で表現されたり、高所が白い雪で表現されたりしている様子。 より地理が得意な方は、ケッペンの気候区分を習ったことがあると思います。これに基づくことももちろん可能です。
で、神器3つ目が道路番号。番号の数字に注目するのももちろんありますが、アルファベットや特定の色がついていることがあり、それが初心者には非常にありがたいです。例として左上がベルギー、右上がルクセンブルク、下がフランスな国境付近の地図を貼ってみます。灰色の線が国境です。
これを見ると、左上のベルギーには青色のN〇〇という道路番号、右のルクセンブルクには青色のA〇〇と赤色の数字という道路番号、下のフランスには赤色のN〇〇、A〇〇と黄色のD〇〇という数字がついています。そして色やアルファベットは、道路標識でも大抵ちゃんとその通り書かれています。よって、青色かつNだったらベルギーの可能性が高い!赤色四角だけだったらルクセンブルクの可能性が高い!となるわけです。
ここのポイントは、もちろん黄色のDはフランスと覚えていれば一番いいわけですが、覚えてなくても当てるためのマップを見れば「再発見」できることです。知らなくても青いAがあれば、青いAの道路番号を持つ国を探せばいいわけです。よって知識がなくてもできます。
もちろんこれだけでは国が決まらないケースも多々ありますが、そこもまたご愛敬、あくまで超初心者向けのコツなのでご了承ください。イギリスと、イギリスと関係あるオーストラリアとボツワナはすべて緑色のA〇〇を持っていたり、ですね。
また、マップの道路番号の雰囲気と対応しない場合もあるので、これも完璧な神器ではありません。原因は、デザインの問題かもしれませんし、ストリートビューの撮影時期とマップの情報の違いかもしれません。そして、基本的にはヨーロッパで使うテクニックだと考えてください。
EU以外の他の地域については不一致が多々みられます。
ブラジルの大きな道路は地図上では数字だけなのに、現実ではBRと書いています。アルゼンチンも現実ではRNと書いてありますが、地図上ではRNとは書いていません。
また、ヨーロッパでもごく稀に不一致があります。申し訳ないですが、これは事故だと思ってください。
道路番号は青のN563なのに、実際の道路にあるキロメートルマーカーは赤色で描かれている例。これはフランスとの国境に近く、フランス語が使われていて、かつフランスでは実際に赤のN○○という道路番号が使われているので国を外すことに繋がった。これでバトルに負けました
また、EU内部でも点線で囲まれているものは特殊な意味を持ちます。
なお、E〇〇は欧州自動車道路でして、EU圏の国をまたぎます。これにもある程度法則があるので興味のある方は調べてみてください。偶然でも意図的でも、E○○の対応する道路番号が発見できれば大きなヒントになります。
ほか、特殊な知識なしでも役に立つ情報: ドメイン、住所・大きな地名、歩いてる人の人種、左側/右側通行、海、太陽の向き、国旗
ここで特殊な知識とはGeoGuessr用に新たに覚えなくても良い知識のことです。国旗や首都は、まあ教養の範囲内なので「特殊ではない」知識扱いかなと思います。ただご安心ください、国旗や首都は必ずしも必要な知識ではありません。(あると便利なので、徐々に覚えていきましょう)
ドメインとはco.jpのjpとかそういうのです。店の看板に書かれていたりするので頻繁に遭遇し、ありがたいヒントです。jp, ukぐらいは知ってる方もいると思いますが、すべて覚えてなくても頭文字からsk、かつ東欧っぽいところだからスロバキアとか多少推測できます。知ってる方々も多いと思いますが、オランダとNetherland、ドメインだと.nlとか、日本語と英語の対応がとれないことがあるのは注意が必要です。 また.za(南アフリカ)や.ch(スイス)などは覚えてないと無理なので、まあ推測できればいっかぐらいで最初は使うと良いと思います。
住所や大きな地名がヒントになること自体は言うまでもないですが、活用するコツが色々あります。自動車道の行き先と方角からとか、店に書いてある住所とかでかなり絞り込めます。店に住所が書いてありがちな国(ペルーとか)とそうでない国がありますし、タイなんかは住所が書いてあっても一部の人を除き文字が違いすぎて読めないのですが、それでも使えるときはぜひ使いましょう。Google Mapの拡大率で表示される地名が変わるので、拡大率も含め色々試すのが鍵だと思います。国の特定においては首都ぐらいは知ってないといけないのが人によっては難点かもしれません。地名をちまちま探すのは大変ですし。とはいえ、国内でさらに特定する場合は基本他国の県・州なんて知らないと思いますので、ちまちま探す作業が始まります。たまに言語がわからず、一般名詞を地名と勘違いして探してしまうこともあります。例えばトルコ語のhavalimanı = 空港 とか。
ストリートビュー上で歩いている方々の肌の色味も、たいていどこでも使える情報になります。もちろん顔はボカシがかかっていますが、白っぽい、黒っぽい、黄色っぽいぐらいは判別できます。もちろん今時、どんな人種も世界中にいるので1例だけでなく多数を確認するようにしましょう。たまに異国人コミュニティみたいなところもありますが例外的です。
車の左側/右側通行は、覚えていればすぐ使える!ぐらいですね。英連邦や、イギリス・大日本帝国と歴史上深くかかわっている(いた)国は左側通行ってことで、かなり絞れます。最低限としては日本、イギリス、オーストラリアが出題として高頻度だからその辺ですかね。フルのリストがWikipediaにあります。
海が見えることがまあまああるので、その方角で当てやすくなります。これに頼りすぎるとたまに大きな湖と間違えます。
太陽の向きについても有用なヒントです。太陽が北に寄ってたら南半球、南に寄っていたら北半球ということで結構役に立ちます。さっき道路番号が一部共通と紹介した、オーストラリアと英国をこれで判別したりします。ただ注意として、赤道付近だとけっこう間違えますし、朝や夕方だと太陽が東西に寄っているので判別しにくいですし、曇りや雨だと使えないので意外と使うのは難しいですが。英国は曇りが多すぎて見えないことがしばしば。また、私は影の向きを見て太陽の向きを判断するようにしたら多少見やすくなったのでご参考までに。
国旗がヒントになることも言うまでもないでしょう。旗という形だけでなく、看板のデザインや門などに入っていることもあるかもしれません。ただ、色々注意があります。わかりやすい例だと、イタリア料理店にイタリアの国旗がかかっているとか、大使館とか。建物の状況に合わせ都会だったら大使館を疑うとか、2つ以上見かけたら確定とか、 他の情報と照らし合わせないとそのようなミスが起こります。また、すべての国の国旗を覚えているわけではない方が多いと思いますので、わかる範囲でやりましょう。筆者もいまだに全ては覚えていません。
なお、ある程度やりこんでいる方は道の端に立っているボラード、Google Carのカメラの画質や画像合成時の特徴、標識や道路の線などなどに注目しますが、これらはGeoGuessr用に新しく覚えないといけないことなので今回は除外しています。
<さらに興味が出てきた方へ>
知識・攻略情報が集積されている場所
興味が出てきた方は、まずは興味のある国からでもテクニックを覚えていきましょう。以下で紹介するヒントのサイトは英語が主体ですが、翻訳サイトを使ったり、この機会に英語に慣れたりしてみましょう!ある程度教養になったりするのが強みです。(ボラードの種類とか、このゲーム以外で絶対使わない知識は多いですけどね)
ぜひ、ジオゲッサーDiscordサーバを覗いてみてください。私は初心者なので特に発言していませんが、ガチ勢の皆様の日々の研究が面白いです。管理人様による招待リンクがこちら。
GeoGuessr攻略サイトもいろいろありますが、ここではひとまず4つ紹介します。ただ、これらのリストは情報が多くてめまいがしますが、まずはこの辺を覚えないでもやれるところからやりましょう。何よりも、わかる範囲で思考して、楽しくざっくり当ててみるのが最初は大事だと思います。
制作途中だが、国を当てる初級者脱出レベルからガチ勢むけ道路限定メタまで、国別に順序立てて説明してくれている Plonk It Guide
国ごとのデータをまとめているサイトGeotips https://geotips.net/ ←GeoGuessr海外ディスコードサーバのリンクもあります
特定のテーマ、例えばボラードや電柱の形など を国ごとに並べて比較しているサイト Geohints https://geohints.com/
Plonk it! (ガチ勢交流サーバー)監修の攻略サイト。2022年11月現在一部の国しかないが、充実ぶりと段階ごとのガイドとしてピカイチ
言語特定に使える、Wikipedia Language Recognition List https://en.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Language_recognition_chart
前から読むほど重要なテクニックだし、非常に充実した一本のモノグラフになっているサイト、GeoGuessr- The Top Tips, Tricks and Techniques by Kyal Shepard
知識の習得方法
初心者向け講座配信(リンク)
選択肢をすぐ減らせる
- 太陽の向き << 個別の知識不要
- 車が右側通行 or 左側通行
- 左端が青いナンバープレート << EUやその付近であることがわかる 確定ではないが
- 黄色いナンバープレート << 他の色もあるが、黄色はそこそこの頻度・特徴的・覚える数はそんな多くない ので良い
- Googleストリートビューがない国 << 最初は完璧じゃなくてもいいが、大体の分布を頭に入れておくとよい。特にアフリカ。分布はGeotips、GeoHintsを参照
- Ñ, ñ (nの上に〜)はスペイン語と言っていい。ただしスペイン語使用範囲は、スペインはもちろん、メキシコ、グアテマラ、コロンビア、チリ、アルゼンチンなどなど中南米がかなり多いのであくまで選択肢が減るだけ
国がほぼ決まる 中で覚えやすいやつ
- 速度制限マークが Speed Limit or Maximum << 高頻度なアメリカ・カナダの二択が決まる
- オーストリアの一方通行看板 "Einbahn" << 上の動画もご参考に
- ケニアシュノーケルと呼ばれるケニアのgoogleカーの特徴 << そこまで高頻度ではないが、インパクトが強いので覚えやすい 上の動画もご参考にどうぞ
- モンゴルのgoogleカーの特徴 << そこまで高頻度ではないが、インパクトが特に強い。あとこれがないとモンゴルと特定するのが無理ゲー
覚えにくいけど効果が非常に高いやつ
- ボラード(道端の棒) <一発で国が決まるものを見つけるのは大変だが、見かけた順に覚えると良い
- さらなる言語判別。チェコ/スロバキアやタイ/カンボジアも慣れればできるようになる
- Googleカー
- ドメイン (.hr, .chなど覚えにくいもの含む)
- 道路ライン黄色、センターラインかサイドラインか
文字・言語関係
- 漢字があり日本じゃない場合はほぼ台湾、シンガポール、マレーシア << 中国はgoogleストリートビューがほぼない。稀に香港やマカオは出るので一応注意
- ポーランド語特有のアルファベット Ł, ł 、トルコ語のアルファベットĞ << Lに斜線やGにブレーヴェ。他のアルファベットにも国特有の組み合わせはあるが、インパクトがあるのと、出現頻度と、遠方・画質が悪くても判別しやすいのでピックアップ。なおあくまで2022年5月現在のジオゲッサーに限る「特有」であることも註記しておく。Ğはアゼルバイジャンでも使われるがアゼルバイジャンにはストリートビューがないとか
- デーヴァナーガリーはインド orバングラデシュ多し、しかもインドは歩行者が撮影しているので、車から撮影されていればバングラデシュ確定
- ハングル→韓国
- アラビア文字→ヨルダン、UAE、チュニジア たまにマレーシア、インドネシアだが木が多いのでわかる
- ヘブライ文字→イスラエル
- シンハラ文字→ほぼスリランカ
- タイ文字 << タイ文字っぽい文字は、厳密には違うらしいけど非常に似てるので、タイ・カンボジア・ラオス3択になる
- ギリシア文字→ギリシア << キリル文字と区別がつきにくい!という方も多いかもしれないが……
- キリル文字のうちわかりやすいの: θっぽい文字(Ө)があればモンゴルかキルギス << 他にもあると思うが私が覚えたのはまずこれ
それでは、GeoGuessrの世界へようこそ。
https://twitter.com/john_uzi_GeoDC/status/1380047751782703104?s=20&t=WDakwPCrUWedntXSQHu_Sw
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